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パピヨンは一般外貌が他とは異なる
新型コロナウイルスが、世界中に猛威を振るいました。このウイルスは新種で
未知のウイルスだったので、人が感染するとどうなるのかわからず
多くの人が恐怖に陥れられました。
ワクチンも治療薬も持たない人間は、原始的な方法でしか
対抗する手段がありませんでした。その方法とはマスクに手洗いうがい、
アルコール消毒にソーシャルディスタンスです。
このような対抗策を講じても、感染力が強い新型コロナウイルスは
感染が拡大していったのです。次第に政府はステイホームを訴えかけるようになり、
長い自粛生活がスタートしました。
そこで少しでもおうち時間を楽しく、ストレスフリーで過ごそうと
ペットを飼うことがブームになりました。
特に賢く、人懐っこく飼育しやすい犬を自宅で飼う人が増えました。
中でもパピヨンは自宅で飼育するのに最適な犬で、活発で明るく賢い犬種なので
初心者でも飼いやすいんです。
パピヨンの一般外貌はほかの犬と全く異なるところがあるんです。
それは耳をたてると、被毛が長いので蝶々が羽を広げたような外貌になるのです。
とても優雅で気品を感じ、クラス感のある犬であり、富裕層やセレブに大変人気がある犬種でもあります。
パピヨンは毛色で値段や価値が決まる
パピヨンとフランス語で蝶という意味を表します。その言葉通り、
耳周辺の被毛はひらひらと風でなびき、ぴんと張った耳はまるで
蝶の羽を模したようにも見える外貌です。
全身が白いパピヨンがいたらいいのにと思っている人も多いですが、
実際は二色のカラーの被毛で構成されているんです。
多くは白と茶色、白色とダークブラウンと言った2カラーで構成されます。
この犬種ではこの色の割合が非常に重要視されるのです。
足元や胴体は白色で、耳から目、保保にかけてブラウンの毛が続きます。
茶色い部分が多くを占めすぎても、また逆に狭すぎても価値がなく、
いい割合で配置しているとその価値は高くなるんです。
白色の範囲が広いものに関しては欠点とみなされて、高値では取引されません。
さらには唇に眼瞼、特に鼻は全て色素が濃くないといけません。
色素が薄くピンクが勝っていたりすると、全体の調和がとれていないので欠点とみなします。
耳の被毛の茶色と耳や唇が同系色であると、ぱっと見の視覚的にも
調和や均衡がとれており、高値で取引されるんです。
体長は28センチぐらいであり、大きすぎず小さすぎず非常に飼育しやすい犬種と言えるでしょう。